中性化対策、省エネ化、外装の高耐久化、バリアフリー、耐震化を補助金で支援
マンション、ビル、病院、ホテル、老人ホーム等をお持ちの方で、建物の劣化などによる大規模改修を検討している方、もしくは新築される方には、ぜひ、この機会に外断熱工法を採用することをおすすめします。
外断熱工法はコンクリートの中性化対策、省エネ化、外装材の高耐久化を実現します。それに加え高効率設備の改修(省エネ)、バリアフリー改修、耐震性の向上等も補助金の対象になります。
国が推進する「既存建物ストック長寿命化」により、補助金や助成金を支給する支援制度が広がってきています。住宅に対する支援制度は2020年の「省エネ基準義務化」まで続くと思われますが、この制度が長く続くことは考えにくいと思われるため、お早めのご検討をおすすめします。代表的な制度のなかで、助成金の枠が大きいものを3つご紹介します。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
マンションリフォームに使える代表的な補助金です。補助金額も5,000万円と大きく、おすすめです。
ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業
設備更新だけではなく、新築も対象となります。屋根壁窓の断熱なども対象となるため、補助金額が大きくなります。補助率も最大2/3と大きく、高度な省エネビルの新築などにはピッタリです。
既存建築物省エネ化推進事業
建築物ストックの省エネ改修等を促進するため、民間等が行う省エネ改修工事・バリアフリー改修工事に対し、改修後の省エネ性能を表示することを要件に、国が事業の実施に要する費用の一部を支援します。